2022年初荷の豊洲で福を探してみたらレアなターレと遭遇したー!
2022.01.05㈬行ってきました!東京豊洲。趣味と実益の市場散策。正月ボケした私の身体。あと2日で仕事も始まる。自分の店のために必死の仕入れをしに来ている買い出し人の方々や、連休明けで通常よりも早くから仕事を始められている業者さん達には本当に申し訳ない。私は自分の仕事復帰のリハビリのために早起きと朝の運動をさせていただきます。買い物するわけではないのに不思議なものです。冷え込みも手伝って早朝7時の築地に降り立つと気持ちがシャキッとキリっと引き締まりましたよー!
なんでやねん(笑)青果棟でバス降りたら迎えてくれました。嘘です。停めてあっただけです。走っているところを見ていないので、もしかしたら獅子頭の置き場所にされていただけかも。
野菜の宝船。実物を見るのは初めてです。縁起物としてデパートやスーパーの目に付く場所に飾られるそうです。一番大きい物は50万円の値がついたそうで。何日も置いておくものではないので見ることが出来るのは運が良いのかもしれませんネ~。ありがたやありがたや。期間限定という事ならば春の七草セットがどこでも並びますね。不精な私、実は七草粥という物を食べたことがありません。お粥に興味が湧かないんです。食の仕事に就いて20年余。年齢も重ねてもしかしたら七草粥の魅力を発見できるかもしれない。このブログのお陰で今そう思う事が出来ました~~来週挑戦してみようかしら。
一番マグロや一番雲丹など初競りではご祝儀相場も相まみあって高値で取引されることが知られていますが、ワサビにも一番ワサビなるものがあるらしいです。サイズと産地で1㌔の値段が2万円を超すものもざらにあります。
続いて鮮魚棟です。
いつも沢山の魚とお客さんで賑わっている店舗も少し静かな仕事始めでしょうか。配送の車には派手な大漁旗、初競り初荷で忙しい仲卸業者と久しぶりの活きの良い鮮魚達、それを求めて早朝から押し寄せる買い出し人でごったかえす活気のある光景を期待していましたが、ご覧の通りでございます。水曜日という事や慢性的な各地の時化、もともと初荷の日は集まる魚が少ないのは周知の事でした。それでも写真のように初荷の旗を飾り付けての演出。そのプロ意識に頭が下がります。
刺身用の活けの貝は赤貝、あわび、白ミル貝、北寄貝の4種類のみ。プラスで剥きホタテと近海の蛤。光物は鯵、イワシ、サバ、小物でカマス。以上。子肌も入荷無しです。扱う品が少ないので業者さんたちの顔には余裕が見られます。あちこちで業者さん同士の年始の挨拶が交わされていて微笑ましい。初荷の日ならではの光景ですね。
価格帯もざっと見ましたが、おおむね通常時の1.2~1.5倍の値段です。落ち着くのは翌週火曜日以降(月曜日は祝日)というのが市場関係者の見解でした。
鯵 1800~3000/Kg
サバ 2000/Kg~
カマス 2800/Kg~
イワシ 1400/Kg~
野〆クエ 7800/Kg~ 9000/Kg~
剥きホタテ 2800/pack~
価格の優等生の剥きホタテの値段にはビックリです!どんな時も2000円前後で並ぶ物なので買い出し人も辛いとこでしょう。初荷の日はこんなものかな~
今日の市場も勉強になりました!
皆様に幸がありますように~~