サカナトビート 寿司職人の休日

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柏市公設卸売市場に初上陸!初めて訪れる地方市場についての考察と感想です!市場にはしっかり土地の色が有るんだな~

2022.05.19㈭行ってきました千葉県柏市

通称「柏市場」

正式名称「柏市公設総合卸売市場」

kashiwa-ichiba.com

早朝ツーリング気持ちよかったー!朝の気温が上がってきたらバイクで行きたいな~とずっと思っていたので、やっと念願が叶いました!

我が町春日部とは国道16号線でつながっていますし、春日部を横断する東武野田線という超ローカル線の一方の終着駅として昔から馴染み深い土地「柏」ですが、卸売市場の存在を知ったのはごく最近。このブログを書き始めて東京以外の土地にある地方市場興味がわいた事がきっかけでした。

個人的に市場というと豊洲・築地の魚市場を思い浮かべ、飲食店オーナーや料理人だけ厳選の魚仕入れに行く、みたいなイメージがありましたが地方市場はさにあらず。寿司や和食・洋食店用のいわうるプロ仕様の品揃え、丸のままの魚体、㎏あたりの値段表記、もしくは値段そのものが付いていないような鮮魚店も勿論ありますが、そうゆう店舗は市場全体の割合からしたらほんの一部。同じ水産棟の中にも、さばいて刺身用に切り身になっている物やシジミ500㌘~円みたいにパック詰めされている物を並べている店舗もあり、見易いし買い易い

買いやすい雰囲気

水産棟の雰囲気は足立市場大宮市場にとても似ています。前述のように鮮魚も見やすいし、立ち止まって見ていてもむやみやたらに話しかけられる事も無い。私の風貌がそうさせるのか警戒して何となく遠巻きに見られている感はあるのですが、こちらから何かを聞くと親切に対応してくれます。おそらくですが、早朝に市場に来るのは大体決まった顔で買い物していくのも同じような人間、話したことは無いけど見たことある人たちばかりなんだと思います。そこへ見たこと無い人間がジロジロと丸のままの魚体をながめていると店側は最初の対応に一瞬迷うんだと思います(笑)そりゃそうだ。何を求めているか解らない人間ほど話しかけずらいものはない。一度でも買い物したり、買わなくても何日か通ったりするとお互い慣れてくるんですけどね。はじめての場所はそんなものでしょう。

関連食品棟

さて、柏市場内には水産棟の他にも色々な建物がありまして、その一つが「関連食品棟」です。公式のHPを覗くとむしろこちらの「関連食品棟」が柏市場のメインの施設なのかもしれません。

陶器屋さん

お肉屋さん

酒屋さん

情報番組などで市場のことを「市民の台所」と呼んだりしますが、柏市場の食品関連棟の雰囲気がそれに近い物があるのかな~という感じ。わが県埼玉の3つの市場、越谷、春日部、大宮とこちら柏市場の一番の違いは、市場と住宅街との距離!ほぼ隣接と言っていい程の住宅地との近さなので、近所のスーパーの感覚で利用している人も多いのではなかろうか?近隣住民の皆さんが羨ましい限りです。

2Lの業務用アイス!

昨今は「業務用」や「プロ仕様」、「卸売り」を謳うスーパーが注目されTVで特集されたりしますが、関連食品棟はガチです。当たり前か。一般のスーパーでは買えない、なんなら店舗をやっていてもメーカーから直接買えない物も、関連食品棟の中にある専門店で普通に購入することが出来る!卸売市場を謳うだけありますね~、さすが。

この日私が購入したのはコチラです↓↓

コショウダイ

マアジ

スミイカ

コショウダイ 0.8㌔ 1500/㌔ 1200円
マアジ 2匹 0.45㌔ 1300/㌔ 585円

スミイカ 0.5㌔ 2600/㌔ 1300円

帰宅して刺身用に仕込んでいたら、アジがあまりにも美味そうでテンションが上がってしまって握り寿司を食べたい欲望が...

結局行きつけの魚耕さんまでバイクを走らせ、マグロ、カツオ、サーモンを買い足し寿司パーティーです。手前味噌ですが、いつかの刺身盛同様全て手を加えた、家レベルを超えた寿司に仕上げてます。それなりに原価もかけたし、当たり前か...

家族が喜んでくれたので全てOKでございます!

この日の魚達も最高に美味しかった~!

皆様にも幸が訪れますように~~~