豊洲市場は師走の空気になったのか?
2021.12.2㈭行ってきました東京豊洲!築地も寄り道しております。趣味と実益の市場散策、今週は二週間ぶりの豊洲市場でございます。店の仕入の様子と数字だけみるとここ2・3週間は魚が少なくて高い!でも冷静に思い出してみれば暮れにかけてのこの時期は時化(シケ)も多いし値段の高騰もここ数年は慢性的なものだったような気もします。今年は今年はと言って実は一年前の事ってそんなに細かく覚えてないもの。日付が入ってるデータと共に雰囲気まで書き残せればという思いも込めてのコチラのブログなのであります。
コロナ対策による時間制限や酒類提供の制限がほぼなくなり約ひと月。11月は怒濤の勢いとまではいきませんでしたが、私の勤めている寿司カウンターにはだいぶお客さんが戻りつつあり中々に充実した日々を過ごさせていただいてます。都内の他の飲食店は?の感触は納品業者さんが荷物と一緒に運んでくれます。「忙しいですか?」「ボチボチですね~」なんて会話ではなく業者さんの余裕の無いその表情。暇だった時期と比べると配達の時間が遅くなっていますね~ってこれもこの時期あるあるですか…お店には確実に師走のかおりが漂っています。
師走というか新春どころか春先までいってます。ハウス栽培おそるべし。山菜は値崩れしないしハウス栽培の条件と相性がいいのでしょう。
早堀タケノコ。鹿児島です。2Kgの正箱12本入りで7~8000円。これは新春っぽいですね。二週前もそうでしたが青果棟は着実に季節を進ませます。ハウス栽培技術の発展の賜物です。鮮魚はほとんどが天然のものなので市場の表情は少しずつしか変わっていかない。なので漁が解禁とか今季初出荷がニュースになりやすいんじゃないかな~
カラスミの原材料のボラ子。だいぶ量が出回りはじめてB級品も出てきてます。中にはK/5500の物も
お節用というか年末年始用ですかね。数の子の値段はあまり分かりませんが醬油漬けイクラは500g入りが3000~5000円台前半で買えれば安いと思います。外国産の物や粒が小さい物、サケではなくマスの卵を漬けた物等が比較的廉価で買えマス。
以下気になった物の価格幅です
鯵 石川 淡路 小さめ 1300~3000/kg
サヨリ 千葉 大有 4500~6000/Kg
ヤリイカ 2500~4500/Kg 小さい
スミイカ 3300~4500/Kg 高‼
アオリイカ 2500/Kg~ なぜか安定 0.8kg~
アマダイ 5800~8800/Kg 安定の高値
ノドグロ 5500~12500/Kg 小さくても5500/Kgということ
白ミル貝 1900/Kg~ 少し落ち着いた 本ミル無し
蟹や筋子、とてもいい物が出回っていますが高級品です。贈答用に。
帰り道の築地です。
築地はまだまだ人が少ない。土曜日や何かイベントがあると混み合うらしいです。築地はTwitterでたくさん情報を発信してるのでマメにチェックしていると面白いです。
さあついに12月ですー私は28日までのお仕事で丸4週間を頑張ります!
今日も市場は楽しかったー
皆様に幸がありますように~~