ちょっと静かな豊洲市場もいいじゃない そんな日もあるさ
2022.01.13㈭行ってきました東京豊洲!趣味と実益の市場散策。前回の1月5日の初荷の豊洲は魚も人も少なかった~ 1週間経ってどんなかな~と2週続けての豊洲でございます。結果は・・・今週も少し寂しい雰囲気でした。木曜日は本来なら休市明けのバタつく曜日ですが、今週は前日の水曜日が開市だったためか(月曜日が祝日で休市)寂しいというよりは働いている人達がのんびりしている感じでした。コロナ感染者が増えて飲食店の需要が少なくなっているのも要因の一つでしょうが。明けない夜はありません。我々飲食に携わる人間はもう少し世情に振り回されながらじっとしていようと思います。
今回は豊洲市場の一般的な順路の雰囲気をお伝えします。以前は鮮魚が並ぶフロアに直接いく入り方を少しご案内しました。豊洲市場、建前は一般人が仲卸店が立ち並ぶフロアは立入禁止になっています。築地時代は誰でも立ち入れたため、日本人外国人問わず格好の観光スポットでした。市場としての通常業務に支障をきたす程の観光客の多さだったので、豊洲ではしっかりと分けましょうとなったのか各所に警備員がいてなんとなく一般人を誘導している感じです。
ゆりかもめ「市場前」駅から前出の歩道をひたすら歩いた一番奥、行き止まりが上の画像の入り口です。5分以上歩くかも。
無機質な、役所のような学校のような廊下を進みます。
突き当り自動ドアから中に入った瞬間から生臭いです(笑)2階のエレベーターホール。下りのエレベーターの前には警備員が立っていて明らかに観光だと分かる人間だけ止めますが「仕入れです」と言えば通してくれます。上りエスカレーターは乗りやすい。
4Fの様子です。4Fには鮮魚以外の専門店が立ち並んでいます。鰹節屋、海苔屋、漬物屋等老舗ばかりなんですが、この無機質な空間で雰囲気がね~。ワクワクする感じがないんですよ~。東京都のお役所仕事なので多くを求めるものではないのでしょう。物流の設備という視点でみれば優秀であることは間違いないので、あとは築地のように歴史を重ねてゆけば味が出てくるでしょう。
鮮魚の仲卸売り場、本日は静かです。まあしょうがない。魚の値段は落ち着きつつあるかな。
ホタテも正常価格に戻ったし、鯵、イワシ、鯖もおおむね㌔1000円台前半で良品が見つけられます。
サヨリは5000/Kg~ ノドグロも6500/Kg~ このへんはもう落ちません。そうゆうものだと割り切って。
アオリイカが順調かな。3000/Kg台でよく並んでます。
今日の市場は少し退屈でしたが、そうゆう日もあります!
皆様に幸がありますように~