サカナトビート 寿司職人の休日

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御徒町には吉池がある!寿司職人がおススメする吉池の鮮魚売り場、4つの理由

行ってきました東京御徒町。鮮魚売り場としての台東区の雄、「吉池」

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以前も書いたかもしれませんが、コチラの吉池にはホントにプロも買いにきます。なぜそれが言い切れるか?それはモチロン私自身の経験に基づいて。寿司店仕入れにも、一般のお客さんにも使い勝手が良い点を挙げてゆきます。

①各地からの直送なので鮮度がホントに良い

文字にすると月並みですがこれはとても凄い事。スーパーのレベルではなく、市場と変わらない流通網があるのかも。詳しくはわかりませんが、良いもの全部が豊洲に集まる、そんな時代ではなくなってます。旬でたくさん水揚げされたものは豊洲経由ではなくても家庭まで届く、消費者ファーストにこれからもなっていくのでしょう。いい事だと思います。

②全てに値札が付いている

魚1匹はモチロン、活きたサザエにもシール貼ってあります(笑)安いものばかり、というわけではないですが、いや、やっぱり活けの物はカニでも海老でも高いですが、これだけの値段するんだったらモノは間違いないだろうと誰にでもわかるのでは?

③魚種が豊富

旬の物を全国各地から直送、これは魚種にも反映されます。今ならば西からはイサキ、北からは筋子がしっかり売り場に並んでました!買うつもりじゃなかったけど、えらい高いというわけじゃなかったので秋刀魚買っちゃいました!各地の漁獲量が売り場に反映されると値段も適正になるんだと思います。

値段出しちゃえ

④店員さん親切

品揃えや鮮度、値段が市場と同等で、なおかつサービスはスーパー並みいいとこどりの吉池さん。丸の魚を購入しても希望の形までしてくれるみたいです。ご近所の魚好きさん、仕込が間に合わない飲食店の担当者の強い味方ですね~

 

この日はイカ好きの年老いた両親のためにスルメとシロイカを1ぱいずつ。本マグロと一緒に刺身で、ゲソは大根と煮て、新秋刀魚は塩焼きで。地味ですが季節感のあるプチ親孝行は僕自身が一番堪能してしまった幸せな晩酌になりました。

地味~

皆様にも幸が訪れますように~~~